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プロモス支援、債権の出資転換有力に


ニュース 電子 作成日:2009年1月15日_記事番号:T00012879

プロモス支援、債権の出資転換有力に

 
 DRAM大手の茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)に対する資金支援に関し、経済部は14日、財政部、行政院経済建設委員会(経建会)、行政院金融監督管理委員会(金管会)、同社の債権銀行を交えた会合を開き、政府による出資や銀行による追加融資ではなく、銀行による債権の出資転換で同社の財務問題を解決していく案が示されたもようだ。15日付経済日報が伝えた。

 プロモスは2月14日に総額110億台湾元(約295億円)の転換社債が満期を迎えるため、何らかの支援措置が不可欠な状況となっている。 

 しかし、会合では銀行が追加融資を拒否し、政府も出資に慎重な姿勢を崩さなかった。結局、会合では韓国でハイニックス半導体が銀行による出資転換で再建を果たした例を参考に支援方法を検討していく方向性が示された。今後は台湾銀行をはじめとする債権銀行の対応に注目が集まる。