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松山たばこ工場跡地、再開発契約に調印【表】


ニュース 建設 作成日:2009年1月16日_記事番号:T00012890

松山たばこ工場跡地、再開発契約に調印【表】

 
 台北市は15日、松山たばこ工場跡地を文化園区として再開発するため、富邦建設と台湾大哥大(タイワン・モバイル)の合弁会社「台北文創開発」にBOT(建設・運営・譲渡)方式での開発権を与える契約を結んだ。総工費は73億台湾元(約195億円)、開発権利金は13億元。16日付経済日報が伝えた。
 
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 着工は来年の予定で、2013年の開業を目指す。事業権は50年間。台北市は同園区を文化創造事業の拠点と位置付けている。

 台北文創開発は資本金5億元で、富邦建設が50.1%、台湾大哥大が49.9%を出資している。段階的に38億元まで増資を行い、新たな出資者を迎えることで、完成1年後には富邦建設の出資比率は30%まで低下する見通しだ。

 対象用地は面積7.2ヘクタールで、A、Bの2区画に分けられる。A区画(6ヘクタール)は松山たばこ工場跡の歴史建築保護ゾーンで、台北市が来年までかけて修復を行う。

 B区画(1.2ヘクタール)には地上14階、地下4階のオフィスビル、ホテル計2棟が建設される。B区画の権利金はA区画の史跡修復費用に充てられる。