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中信金、南港の新本部ビル着工


ニュース 金融 作成日:2009年1月16日_記事番号:T00012893

中信金、南港の新本部ビル着工

 
 中国信託金融控股(中信金)は15日、台北市の南港経済貿易園区で新しい本部ビルのくわ入れ式を行った。2012年竣工予定で、総工費は150億台湾元(約403億円)だ。同建設計画は、台北市が審査を通過した企業の開発物件に、通常より30~80%高い容積率を認める「台北好好看」プロジェクトにおける初めての着工となり、式典には郝龍斌台北市長も参加した。16日付中国時報が報じた。
 
 中信金の新本部は30階建ての同社本店ビル、20階建てのオフィスビル、14階建てのビジネスホテルの3棟で構成される複合型商業ビルとなる。敷地面積は計9,284坪で、総床面積8万坪以上となり、単一企業の開発計画としては過去最大の面積となる。土地は台湾肥料の所有で、33億元の権利金および年1億元の賃料で、50年間(残り48年)の地上権リース契約が結ばれている。
 
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くわ入れ式では蕭万長副総統(左)が来賓として招かれ、辜濂松・中国信託金融控股董事長(左2)から新本部ビルについて模型で説明を受けた(15日=中央社)
 
 新本部ビル完成後は、現在、台北市松寿路にある本部および近隣のビルで働く従業員計6,000人近くが勤務することとなる。また、現在の本部ビルなどは不動産証券化や売却などで処分する予定だ。