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中国「家電下郷」に4品目追加、台湾メーカーに恩恵も


ニュース 家電 作成日:2009年1月16日_記事番号:T00012900

中国「家電下郷」に4品目追加、台湾メーカーに恩恵も

 
 中国商務部の姚堅報道官は15日、農村への家電普及に向けた「家電下郷」プロジェクトについて、新たにオートバイ、コンピュータ、給湯器、エアコンの4品目を対象に追加すると表明した。これによって台湾メーカーでは、▽バイク大手の光陽工業(KYMCO)や三陽工業(SYM)▽給湯器の台湾桜花(サクラ・タイワン)▽クーラーのコンデンサを製造する声宝(サンポ)や東元集団(TECO)▽コンピュータ部品メーカー──などが恩恵を受けるという観測が市場で出ている。16日付工商時報が報じた。

 中国の一部地域で2007年から試験的に実施されてきた「家電下郷」プロジェクトでは、農業従事者による、▽カラーテレビ▽携帯電話▽冷蔵庫▽洗濯機──の購入に13%の補助を行ってきた。これが2月1日からは地域、製品ともに対象が拡大されることになる。

 姚報道官によると、各省・市は従来の4品目と合わせ新たに追加された対象製品の中から、当初は2品目を選択して補助を実施することができるが、現在のところ20省・市以上がバイクを選択しており、一番人気となっているという。