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自動車・二輪車
作成日：2009年1月19日_記事番号：T00012932
トヨタ車販売の和泰汽車、「今年シェア４割目指す」
トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車集団の蘇燕輝董事長は17日、同集団の忘年会（尾牙）の席で、「今年は高い顧客満足度を維持するほか、市場シェアで過去最高の40％獲得を目指す」と宣言した。18日付工商時報が報じた。
蘇董事長はまた、「2008年は世界金融危機の影響から、台湾市場も30％規模が縮小する厳しい経営状況の中、当社は販売台数こそ24％減（８万281台）となったものの、シェアは35％まで拡大し、７年連続ナンバーワンを獲得した」として従業員に感謝の意を表明した。その上で、これまで何度も厳しい試練を乗り越えてきた経験を生かし、今年の苦境に立ち向かうという姿勢を示した。
和泰汽車は昨年、30％を出資する国瑞汽車で10億台湾元（約27億円）余りの赤字となったため、税引前利益は約30億元となり、一昨年の43億元には及ばなかった。しかし、同業の中では唯一本業での利益を計上し、春節ボーナス（年終奨金）も例年通り３カ月分の支給となっている。
