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龍潭園区収賄などで初公判、陳前総統が無罪主張


ニュース 政治 作成日:2009年1月20日_記事番号:T00012947

龍潭園区収賄などで初公判、陳前総統が無罪主張

 
 陳水扁前総統をめぐる一連の政界スキャンダルのうち、新竹科学工業園区龍潭園区の用地買収と南港展覧館建設工事の入札をめぐる収賄事件の初公判が19日、台北地裁で開かれ、陳水扁前総統は改めて無罪を主張した。20日付中国時報が伝えた。

 これに対し、新竹科学工業園区の李界木元管理局長と陳前総統の妻、呉淑珍氏の特別秘書を務めた蔡銘哲氏はいずれも起訴事実を認めた。

 初公判では陳前総統の弁護団が、訴訟手続きの停止と大法官による違憲審査などを申し立て、裁判長や検察側と激論を交わす場面も見られた

 陳前総統は1時間にわたる陳述で、「主観的な犯行意識はなく、他の被告とも犯意にかかわるような連絡や行為の分担は行っていない」として無罪を主張。検察が陳前総統を権力に基づく恐喝罪でも追起訴する方針を示すと、「検察側の指摘や侮辱は受け入れられない」と強く反発した。

 李界木、蔡銘哲の両氏は起訴事実について、全く異議を申し立てなかった。