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ネットカラオケが人気、不景気で会員急増


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年1月20日_記事番号:T00012954

ネットカラオケが人気、不景気で会員急増

 
 不景気が続く中、オンラインの低価格娯楽サービスに商機が出現している。インターネットを通じたカラオケサービス、「愛卡拉(iKala)」と無敵科技(ベスタ・テクノロジー)の「iSing99」では、昨年第4四半期から会員数、アクセス数ともに大幅に増加しており、愛卡拉の張沢銘執行長(CEO)は、「収入の減少により、若者がこれまで1カ月4回のカラオケボックス通いを半分に減らし、これがネットカラオケに流れた」とみている。20日付工商時報が報じた。

 愛卡拉によると、同サービスの会員は現在約25万人で、月額99台湾元(約267円)と同166元の2種類の有料サービスに登録する会員は合計約3万人。昨年第3四半期まではアクセス数が毎月20%前後の成長率となっていたが、9月は50%の大幅な増加を見た。会員数も昨年11月には前月比で78%増を記録した。

 一方、中華電信が運営するインターネットプロバイダ、HiNET(ハイネット)と提携する「iSing99」も、従来は月に約5,000人増加していた会員数が、昨年第4四半期から月7,000人増に拡大しているという。