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中南部の工作機械メーカー、無給休暇相次ぐ


ニュース 機械 作成日:2009年1月20日_記事番号:T00012957

中南部の工作機械メーカー、無給休暇相次ぐ

 
 亜イ機電(イは山の下に威)、東台精機、福裕実業など中南部の主要工作機械メーカーが、昨年末から相次いで無給休暇を実施している。不景気でパネルやプリント基板(PCB)などの受注が減少する中、ライバル韓国のウォン安で価格競争力で劣勢に立たされているためだ。20日付経済日報が伝えた。
 
 このうち、大型プレーナーの亜イ機電では、昨年9月までは単月平均で3億5,000万台湾元(約9億4,000万円)の受注額があったが、既に1億元前後まで低下しているという。このため、12月から週休4日としており、春節(旧正月)は2月9日まで休暇とする。また、台中や新竹工場で人員整理も行っている。
 
 東台精機は、現在の単月受注は1億元と前年比で6割以上減少した。最高で月間80台を出荷していたプリント基板穴あけ加工機も現在は1けた台に低迷。春節明けから月間3日の無給休暇を導入する。
 
 福裕実業も受注減により昨年末から無給休暇を実施、春節休暇は1カ月を予定している。