ニュース 電子 作成日:2009年1月20日_記事番号:T00012970
業界関係者によると、プロセッサー大手の米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が開発中の次世代グラフィックIC「RV870」の設計が完成段階となり、3月までに台湾積体電路製造(TSMC)で40ナノメートル製造プロセスにより生産が始まる予定だ。AMDは「RV870」「R870」「R800」などにマルチチップ・モジュール(MCM)方式を採用し、パッケージングは日月光半導体(ASE)が受注する可能性が高い。
AMDは製造部門をファウンドリー・カンパニーとして独立させた後、中国・蘇州とシンガポールのパッケージング工場を売却する方向で検討しているとされ、売却先としてASEが挙がった経緯がある。ASEへのパッケージング発注は、将来的な工場売却や合弁工場建設を視野に入れている可能性もある。
MCMとは集積回路チップが密接して配置したモジュールを指し、従来のパッケージよりも面積を節約することが可能な技術。AMDは昨年発売したグラフィックIC「RV770」などの販売が好調で、今年半ばをめどにシングルチップ、デュアルコア方式を採用した「RV870」シリーズの発売を予定している。20日付工商時報が報じた。
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