ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国人観光客の訪台、全国の住民がほぼ許可対象に【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年1月21日_記事番号:T00012986

中国人観光客の訪台、全国の住民がほぼ許可対象に【図】

 
 昨年7月の週末直航チャーター便就航以来、中国政府は13省・直轄市の住民に台湾観光を開放してきたが、中国国家旅遊局の邵琪偉局長が20日、さらに12省・自治区を開放対象に追加すると発表した。これにより、内モンゴル自治区など一部の遠隔地域を除き、ほぼ中国全土の住民が台湾を旅行することが可能になった。21日付工商時報が報じた。
 
T000129861

 
 新たに開放対象となったのは、▽河北省▽山西省▽吉林省▽黒龍江省▽安徽省▽江西省▽河南省▽湖南省▽広西チワン族自治区▽海南省▽四川省▽貴州省──の住民。

 先日、中華民国旅行商業同業公会全国聯合会は、今年の春節(旧正月)休暇期間中に台湾を訪れる中国人観光客は約1万人に上るという見通しを示したが、この数字はさらに増加し、1日当たりの平均来台人数は過去最高を記録しそうだ。

 なお台湾側も、中国人観光客の来台を利便化するため、▽ツアー最低人数の「10人以上」から「5人以上」への引き下げ▽停留期間の10日から15日への延長▽ツアー離脱防止のため交通部が旅行会社に預託を義務付けている保証金の、200万台湾元(約533万円)から100万元への引き下げ──など制限を緩和している。