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鉄鋼・金属
作成日：2009年1月21日_記事番号：T00012992
中鴻鋼鉄、２月の鉄鋼価格引き下げ
熱延大手の中鴻鋼鉄は20日までに、２月の鉄鋼価格を内需向けで１トン当たり1,000台湾元（約2,660円）、輸出向けで同15米ドル以上値下げした。21日付経済日報が伝えた。
中鴻鋼鉄の値下げは、中国の宝鋼集団が３月の鉄鋼価格を引き上げたのとは対照的な動きだ。内外の鉄鋼価格の動きが食い違った形だが、市場関係者は春節（旧正月）明けにならないと相場見通しは立てにくいとしている。
中鴻鋼鉄の値下げ後の価格は、熱延で同１万8,300元、冷延で同２万1,000元、亜鉛めっき鋼板で同２万3,500元となっている。これに対し、中国では鋼材市況の回復で熱延、冷延ともに３～５％値上がりしており、宝鋼集団は価格を同300～500人民元（約3,900～6,600円）引き上げている。
