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自動車部品メーカー、北米からの受注急増【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年1月21日_記事番号:T00012993

自動車部品メーカー、北米からの受注急増【図】

 
 昨年第4四半期のハイシーズンが不調に終わった自動車部品業界では、今年に入り北米アフターマーケット市場からの受注が急増している。川下のディーラーで在庫消化が進み、補充需要が高まっているほか、昨年末に暴風雪が発生したことも影響しているとみられる。東陽実業、耿鼎企業(ゴードン・オート・ボディー・パーツ)などは、第1四半期の業績が前年同期水準まで回復しそうな勢いだ。21日付蘋果日報が報じた。
 
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 受注急増を受け、バンパーなど生産の東陽実業は、既に2週連続で土日出勤を行っており、生産ラインも24時間態勢を回復しているという。またフェンダーなどを生産する耿鼎企業の潘銘雄副総経理も「生産が追いつかない」と人員を緊急募集したり、春節(旧正月)休暇の2日短縮を決定したりと対応に追われている。

 ただ、東陽実業の許芳華総経理は「今回の受注急増は、本来昨年第4四半期に受けるはずだった分だ」、「需要増はアフターマーケットのみで新車市場は依然世界的に縮小している」などと指摘しており、今年の見通しについては「第2、3四半期の受注状況による」と慎重な姿勢を示した。