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中国・長城電脳、TPVに出資拡大


ニュース 電子 作成日:2009年1月21日_記事番号:T00012995

中国・長城電脳、TPVに出資拡大

 
 中国の長城電脳(グレートウォール)は20日、国際業務能力の向上と経営コスト削減を目的として、中国を拠点とする台湾系液晶ディスプレイメーカー、冠捷科技(TPVテクノロジー)に対する出資比率を20%以上に引き上げる方針を明らかにした。21日付工商時報が伝えた。
 
 長城電脳は同日、親会社の長城集団から香港法人の中国長城電脳香港控股のほぼ全株式を取得すると発表した。長城電脳は既にTPV株を9.46%を保有している。これに長城香港が保有する株式を加えると、冠捷科技への出資比率は20.05%に達する見通しだ。出資比率が20%を超えると、冠捷科技の利益が長城電脳の連結決算に反映される。
 
 TPVは中国の液晶ディスプレイ市場で45%のシェアを持つ大手メーカーで、香港に上場している。長城電脳は筆頭株主のフィリップス(持ち株比率27.25%)に次ぐ2位株主に浮上する。