ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国3G市場、HTCに恩恵【図】


ニュース 電子 作成日:2009年1月21日_記事番号:T00012997

中国3G市場、HTCに恩恵【図】

 
 香港カリヨン証券は20日、中国の第3世代(3G)携帯電話導入で最大の恩恵を受ける企業として、宏達国際電子(HTC)を挙げた。HTCは中国市場効果で来年の出荷台数に3~7%の上積み効果が見込めるという。21日付工商時報が伝えた。
 
 カリヨン証券は、中国独自の3G規格である「TD-SCDMA」と米系技術のCDMA2000(EVDO)が来年、中国市場で3分の2のシェアを占めると予測し、これら規格の対応機種が少ないノキア、モトローラ、ソニー・エリクソンなどに比べ、HTCには優位性があると判断している。  HTCは現在中国で自社ブランドによる販売を行わず、提携相手の多普達(Dopod)を通じて2Gで3.3%の市場シェアを確保している。カリヨン証券は、HTCが3G携帯で20%の市場シェアを確保することで、2010年には中国市場で7%のシェアを獲得するとみている。出荷台数に換算すると94万台に相当する。
 
T000129971