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作成日：2009年1月21日_記事番号：T00013000
デジカメのアルテック、医療分野に進出
デジタルカメラ生産の華晶科技（アルテック）はこのほど、血糖測定器用チップの開発に成功し、大手メーカーからの受注を見込んでいる。21日付工商時報が伝えた。
同社のＩＣ開発部門はデジタルカメラ以外の分野への事業拡大に取り組んでおり、その他の電子製品向け製品の開発も進行中だという。このほか、中国のノーブランド携帯電話端末（通称・山寨機）向けに500万画素の内蔵カメラレンズモジュールの納入にも成功した。
同社広報担当者は「デジタルカメラ部門に比べると、売り上げ比率はかなり低く、業績への貢献は限定的」と説明している。
同社は現在、中国江蘇省昆山市を拠点にデジタルカメラを月400万台生産している。米ロサンゼルスと台北に研究拠点を置いている。2008年12月期の売上高は前期比23.9％増の229億6,500万台湾元（約610億円）に達した。
