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DRAM5社の統合構想、台プラ主導を期待か


ニュース 電子 作成日:2009年1月21日_記事番号:T00013003

DRAM5社の統合構想、台プラ主導を期待か

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技と提携パートナーである米マイクロンが、両社合弁の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、および力晶半導体(PSC)、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)を含む5社を統合する業界再編案を政府に提出して救済を求めるとの観測が出る中、政府は資金力の豊富な台プラが同計画を主導することを望んでいるもようだ。これについて白培霖・南亜科スポークスパーソンは19日、「確かに政府は台プラグループが表に出て、力晶やプロモスなどを統合し、台湾DRAM産業の発展を図ることを期待している」と語った。21日付経済日報が報じた。

 白スポークスパーソンはまた、「現在世界のDRAM技術は日・米・韓・独の各国に分散しているが、このうち数社の技術が台湾に集結すれば非常に有利」として、「南亜科・イノテラは政府の要求に全力で応える」と話した。

 台プラグループの王文淵総裁はきょう(21日)、馬英九総統と経済情勢について意見交換を行うが、その中でDRAM業界の救済と発展に関しても話し合うとみられる。