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国泰・新光両金控、「クレジットウォッチ」に【表】


ニュース 金融 作成日:2009年1月22日_記事番号:T00013016

国泰・新光両金控、「クレジットウォッチ」に【表】

 
 格付け会社の米スタンダード&プアーズ(S&P)と地場の中華信用評等(タイワン・レーティングス)は21日、金融持ち株会社の国泰金融控股と新光金融控股の2社を格付け下方修正に向けた「クレジットウォッチ」銘柄に指定したと発表した。22日付工商時報が伝えた。
 
 短期的に収益能力の低下が懸念されることが理由で、中華信用評等は「4月下旬までが観察期間だ。それまでに資本市場に観察結果を報告する」と説明した。
 
 S&Pの格付けは▽国泰金控、A-2(短期)、A(長期)▽新光金控がBBB(短期)、A-3(長期)──。中華信用評等の格付けは▽国泰金控がtwA-1+(短期)、twAA+(長期)▽新光金控がtwA-1+(短期)、twAA-(長期)──となっている。
 
T000130161

 
 中華信用評等の張書評副総裁は「両社がクレジットウォッチの対象となった原因は似ており、増資計画が実施され資本状況が改善されるか、外部市場や投資環境の状況が悪化する中で適正な収益水準を確保できるか、流動性管理が適正かなどが観察対象だ」と指摘した。