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ネット広告市場、「今年は15%成長」=IAMA


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年1月22日_記事番号:T00013019

ネット広告市場、「今年は15%成長」=IAMA

 
 台北市網際網路広告・媒体経営協会(IAMA)は先ごろ台湾インターネット広告の市場調査を行い、2008年は台湾経済が不景気に見舞われたにもかかわらず20.72%の成長率を維持し、市場規模は59億7,600万台湾元(約157億円)に上ったと発表した。また09年の見通しについては、市場規模が前年比14.92%成長して68億6,800万元に拡大するという予測を示した。22日付工商時報が報じた。

 IAMAは当初から08年の市場成長率を20%と予測していたが、下半期に金融危機が発生し、広告市場にも影響が及んだため、業界からは予測を10ポイント以上大幅に下方修正する必要があるとの指摘が出ていた。しかし今回の市場調査の結果、成長率は当初予測をわずかに下回っただけにとどまったことが明らかとなった。

 同調査によると、08年ネット広告市場の内訳は、サイト上の「バナー広告」が38億9,400万元(前年比16%成長)で全体の65.15%を占め、「キーワード広告」は20億8,200万元(前年比30.64%成長)で全体の34.95%を占めた。

 また09年は「バナー広告」が12.35%成長して43億7,400万元に、「キーワード広告」は19.73%成長して24億9,300万元となると予測している。