ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年1月22日_記事番号:T00013023
来月の受注状況が予測を下回り、在庫水位も上がっている鋼鉄業界では今年、中国鋼鉄(CSC)、盛餘(SYSCO)、燁輝企業といった多くのメーカーが、春節(旧正月)期間中に生産ラインを停止する。春節に域内生産ラインの大部分が停止する状況は、業界で初めてだ。22日付工商時報が報じた。
中国鋼鉄は春節期間中、高炉および転炉を除く10本以上の生産ラインを停止することを決めた。同期間中に出勤するのは全従業員9,000人のうち約3分の1のみとなり、休日出勤手当6,000万台湾元(約1億5,700万円)以上の削減が見込まれる。稼働再開は2月2日の予定。
盛餘(SYSCO)は、同社設立後初めて、全生産ラインの運転を停止し、9日間の春節休暇に入る。?輝企業もまた、これまで止めたことのなかった酸洗および圧延ラインを含め、全生産ラインの運転を停止することを明らかにしている。
中鴻鋼鉄は唯一、輸出向けの受注が増加しており、来月の出荷量が15万トンを超える見通しのため、春節期間中も熱延製品の調質圧延ラインで正常運転を続けることを決めた。冷延製品の生産ラインは停止して休暇を実施する。
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