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自動車業界、春節ボーナス縮小傾向


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年1月22日_記事番号:T00013024

自動車業界、春節ボーナス縮小傾向

 
 自動車業界では昨年、市場の不振や原料価格の高騰で多くの企業が赤字となり、春節ボーナスもメーカーを中心に縮小傾向がみられた。21日付工商時報が伝えた。

 裕隆集団傘下の3社は昨年、2カ月分の保障ボーナスに1.3~1.5カ月分が上乗せされていたが、今年は裕隆汽車製造と裕隆日産汽車が57日分、中華汽車工業は保障2カ月分のみとなった。

 国瑞汽車は業界最高の3.7カ月だが、昨年の5.5カ月から大幅に縮小しており、同社としては1986年以来で最低だ。業績は昨年初めて赤字に転落した。

 三陽工業(SYM)はオートバイでは利益を上げているものの、自動車は赤字で昨年の68日からさらに縮小して60日分となった。

 昨年の水準を保ったのは、メーカーでは▽福特六和汽車、保障2カ月と皆勤1カ月▽台湾ホンダ、保障1カ月──で、代理店では▽和泰汽車、保障3カ月▽南陽実業、保障1カ月──だった。