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自動車販売が急増、貨物税減免の発効で【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年1月22日_記事番号:T00013026

自動車販売が急増、貨物税減免の発効で【表】

 
 排気量2,000cc以下の小型車などを購入した場合、貨物税が1台当たり3万台湾元(約8万円)減免されることを盛り込んだ改正貨物税法が19日に発効したことで、自動車販売台数が急増している。交通部数拠所の統計によると、今月1~20日の新車登録台数は1万2,377台で、前年同期比こそ24.7%減となったものの、昨年12月同期比では47.4%増となり、さらに19、20日の2日間だけで5,267台が登録されたことが分かった。22日付工商時報が報じた。
 
 貨物税減免の実施を受け、裕隆日産汽車では「ここ数日の予約販売は前月比約30%増加しており、1月の域内市場は当初予測の2万台から2万3,000台規模まで回復する」という予測を示した。また、トヨタの台湾総代理、和泰汽車でも、今月の域内市場を2万6,000台規模とみている。
 
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 裕隆日産では、今年通年の新車販売台数を20万台と予測していたが、貨物税減免が正式に実施されたため、10%程度の上方修正を見込んでいる。
  
 また今回の販売急増は、日系ブランドが円高の進行により、春節(旧正月)明けに1万~4万元の値上げを予定していることも要因となっているようだ。