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鴻海集団の時価総額、1年で約6割減【表】


ニュース 電子 作成日:2009年1月22日_記事番号:T00013028

鴻海集団の時価総額、1年で約6割減【表】

 
 台湾株式市場は21日、終値4,247.97ポイントで春節(旧正月)前最後の取り引きを終えた。旧暦の1年間で3,426ポイント、44.6%の下落で、店頭公開・上場企業の時価総額合計は44.5%減の11兆5,743億台湾元となったが、中でも鴻海集団は1兆4,300億元から5,877億元(約1兆5,654億円)へと落ち込み、減少幅は58.9%と大手の電子関連企業グループでは最悪となった。22日付工商時報が伝えた。
 
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 鴻海集団傘下の企業の旧暦の昨年1年間の株価下落幅は、鴻海精密工業で66%、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)で64%に達し、鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)も6割を超えた。これが時価総額を大幅に押し下げ、過去最悪の減少幅となった。

 また、華碩集団や友達集団も時価総額がそれぞれ56.56%、55.2%減少した。仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)を筆頭とする仁宝集団も市場全体とほぼ同水準の45%の減少に見舞われた。

 一方、大手グループで最も下落幅が小さかったのは広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と広明光電(クアンタ・ストレージ)の広達集団で、減少幅は12.63%にとどまった。