ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ノートパソコン需要が急回復、労働力不足も


ニュース 電子 作成日:2009年1月22日_記事番号:T00013033

ノートパソコン需要が急回復、労働力不足も

 
 ノートパソコン(ノートPC)の受託生産メーカーで、昨年12月末から受注が急速に回復し、1月に入っても生産に追われている。不景気で在庫を抑え過ぎた大手メーカーが、発注を増やしていることが背景だ。
 
 22日付経済日報によると、ノートPC用の流体軸受を生産する新日興は21日、昨年12月末から注文が突然急増し、労働力の確保を急いでいることを明らかにした。市場関係者によると、同社の1日当たり出荷量は昨年12月の20万~30万個から1月は40万個へと増加しているという。
 
 ノートPC業界では、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)、英業達(インベンテック)などに受注が舞い込んでいる。
 
 市場関係者は当初、今年第1四半期のノートPC出荷台数が昨年第4四半期より20~30%減少すると見込んでいたが、昨年末以降の受注回復で減少幅は20%前後にとどまる見通しだ。