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息子の犯行自認、陳前総統「すごい」と称賛


ニュース 政治 作成日:2009年1月23日_記事番号:T00013040

息子の犯行自認、陳前総統「すごい」と称賛

 
 陳水扁前総統ファミリーのマネーロンダリング(資金洗浄)事件で、中心的役割を果たした息子の陳致中被告と妻の黄睿靚被告が法廷での罪状認否で罪を認めたことについて、陳前総統は22日支持者を通じて「意外ではない。若者がすべてを打ち明けるのはすごいことだ」という談話を発表した。これに対し、蘋果日報が行った世論調査では「犯罪を犯した息子を称賛するとは、本当にすごい親子だ」と皮肉る意見が多数を占めた。23日付同紙が報じた。

 陳前総統の談話については、「罪を認めた息子をほめるのであれば、自分も罪を認めてはどうか」という意見も識者から出ている。なお、陳前総統の弁護団の一部からは「息子が罪を認めたことが陳前総統の致命傷になる」という見方も示された。

 一方、黄被告は22日メディアのインタビューに対し、「満2歳になる娘の将来を心配したことが、罪を認めた主要な動機だった」と明らかにした。また、黄被告は陳前総統ファミリーついて、「遠からず崩壊し、離散してしまうと思う」と語った。弁護士によると、陳致中被告と黄被告は近く台北の豪邸を離れて高雄に引っ越し、陳被告は法律関連で、黄被告は得意のピアノ関連の仕事を探す予定だという。