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銀行のオフショア支店、業績が急速に悪化


ニュース 金融 作成日:2009年1月23日_記事番号:T00013050

銀行のオフショア支店、業績が急速に悪化

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、台湾の金融機関のオフショア支店(国際金融業務支店)における業績が急速に悪化していることが22日までに分かった。23日付工商時報が伝えた。

 オフショア支店の利益は昨年10月から大幅な減少を示し始め、台湾銀行業界全体で税引き前利益は同8月の210億台湾元から一転、同11月には20億元(約53億円)にまで減少した。2007年11月(320億元)に比べると16分の1にまで利益が縮小したことになる。金融危機の発生で多額の不良債権を引当処理したのに加え、各国の利下げで主要国通貨が値下がりし、帳簿上の利息収入が減少したことが背景。

 オフショア支店の総資産は昨年11月末現在で959億400万米ドルで、前年同期より増加した。