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新光三越董事長、「中小型店舗も視野に」


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年1月23日_記事番号:T00013051

新光三越董事長、「中小型店舗も視野に」

 
 新光三越百貨の呉東興董事長は22日、経済日報のインタビューで、従来の大型店舗以外に、中小型店舗の展開を検討していることを明らかにした。出店場所は、地方の可能性が高いという。ただ、今年の新規出店計画はなく、次の新規店舗は来年3~4月にオープン予定の高雄左営店となるとした。23日付経済日報が報じた。 

中国で展開拡大へ
 
 新光三越が中国の北京華聯集団と折半出資で2007年4月北京市に開業した大型商業施設「北京新光天地」では、昨年の売上高が中国の百貨店としては過去最高の20億人民元(約260億円)に上り、黒字転換も果たした。一方、経営権をめぐるトラブルが発生し、北京華聯に対し香港で調停手続きを申し立てた。これについて呉董事長は、「両社の理念の違い」と説明する一方、北京新光天地の持ち株を売却する予定はないと強調した。また、今後は中国市場で、単独または合弁によるさらなる展開も視野に入れているという。

 新光三越の昨年の売上高は、前年比2.9%増の627億台湾元(約1,700億円)だった。今年は前年比5%増の660億元を狙う。政府による消費券発行が、再度行われることも期待しているという。