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PGO、電池2系統搭載の電動バイクを発売へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年1月23日_記事番号:T00013054

PGO、電池2系統搭載の電動バイクを発売へ

 
 バイクメーカーの摩特動力工業(PGO)は、独自開発したリチウム電池と鉛酸電池を搭載し、2種類の動力系統を持つ「e-BUBU小型電動バイク」の開発に成功し、3月に販売価格7万9,800台湾元(約21万1,000円)で発売を計画している。来年には第2世代の発売も検討している。23日付工商時報が伝えた。

 なお、「e-BUBU」の動力系統は、PGOから3,000万~4,000万元の出資を受けた宇泉能源科技(ウィズ・エナジー)が開発した。

 一方、PGOは今年のバイク生産目標を昨年(4万2,000台)を3,000台上回る4万5,000台と定めた。市場シェアを年内に5%、来年に10%前後まで引き上げることを目指す。

 バイク業界では大手の光陽工業(KYMCO)、三陽工業(SYM)がリチウム電池または鉛酸電池を使った小型電動バイクの開発を終了しているが、電動バイク市場への再参入には慎重な姿勢を崩していない。SYMは6月末か7月初めにリチウム電池搭載の電動バイクを発売する方向で検討している。