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中華電信、08年利益目標を達成


ニュース 電子 作成日:2009年1月23日_記事番号:T00013055

中華電信、08年利益目標を達成

 
 中華電信は22日、昨年の売上高が1,867億8,000万台湾元(約4,944億円)で、純利益は当初目標を4%上回る453億3,000万元だったと発表した。23日付蘋果日報が報じた。

 同社の昨年の1株当たり純利益(EPS)は、昨年の資本金額1,160億8,400万元分の発行済株式数で算出すると3.9元で、当初予測の4.47元に対する達成率は87%にとどまるが、第1四半期の減資後の資本金額969億6,800万元で算出すると4.67元となる。しかし、業界のEPS首位は台湾大哥大(タイワン・モバイル)の5.18元に譲る結果となった。

 昨年12月の利益が大幅に減少したことについて謝剣平副総経理は、「財務会計準則公報第34号の適用により、11億元以上の資産損失を計上したため」と説明した。

 同社は4月に今年の財務予測を発表する予定だが、観測によると内部では、固定電話の売上高減少は免れない一方で、ブロードバンドや携帯電話事業、付加価値サービスでは成長が続くとみて、昨年同様、高水準の目標を設定することを検討しているもようだ。