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台湾大哥大の資本支出、今年は12年ぶり最低に


ニュース 電子 作成日:2009年1月23日_記事番号:T00013056

台湾大哥大の資本支出、今年は12年ぶり最低に

 
 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は22日業績説明会を開き、今年の資本支出について、前年比18%減で、携帯電話事業の開始以来12年で最低の68億7,000万元(約181億8,000万円)とする計画を発表した。今年の資本支出のうち、第3世代(3G)携帯電話ネットワークの拡充が50億元余りを占め、そのほか固定電話のネットワーク拡充に13億元、ケーブルテレビ事業に5億5,000万元を充てる計画だ。23日付工商時報などが報じた。

 同社は、今年第1四半期の売上高について168億6,000万元、純利益は前期比6%増の33億4,000万元と予測している。通年では、売上高が初のゼロ成長となる692億9,600万元、純利益が前年比約10%減の138億9,000万元、1株当たり純利益(EPS)が約10%減の4.66元を目標に設定した。

 事業群別の売上高目標は、家庭向けのケーブルテレビや光ファイバーインターネットなどを主とする家計世帯事業群が前年比4%増、携帯電話の企業向け事業が3%減、個人向け事業が1%減としている。