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SPIL、Q4損失20億元超に


ニュース 電子 作成日:2009年1月23日_記事番号:T00013057

SPIL、Q4損失20億元超に

 
 矽品精密工業(SPIL)は22日、新たに導入された保有株式の時価算定に関する財務会計準則公報第34号に基づき、連結対象である百募達南茂科技(チップモス・テクノロジーズ・バミューダ)と全懋精密科技(PPT)の計25億9,800万台湾元(約68億8,000万円)の減損処理を発表した。これによりSPIL全体の減損損失は30億3,100万元に上るため、同社は昨年第4四半期、20億元超の赤字に転落するという予測が証券会社より示されている。

 百募達南茂と全懋の減損処理額は、それぞれ21億4,400万元と4億5,400万元。百募達南茂は、液晶パネル用ドライバICとメモリチップのパッケージングを主要業務としているが、市況の悪化で昨年第3四半期より損失を計上。これにより米国市場で取引されている同社株式が暴落し、新会計制度によって今回決算に反映されることとなった。23日付蘋果日報が報じた。