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台プラ第6プラント用水量、環境保護署「目標値を超過」


ニュース その他分野 作成日:2007年7月4日_記事番号:T00001307

台プラ第6プラント用水量、環境保護署「目標値を超過」


 台湾プラスチックグループによる第6ナフサプラント(雲林県)の工業用水過剰消費問題で、3日現地を視察に訪れた行政院環境保護署綜合計画処長は、「第6ナフサプラント計77工場の1日当たりの工業用水使用量は目標値の25万7,000トン以上に上っている。3年以内にこの数値以内に引き下げなければならない」と指摘した。

 これに対し、洪福源台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)副総経理は、「第6ナフサプラントは、経済部から1日当たり35万1,000トンの工業用水使用許可を得ており、すでに節水計画を実施している」と反発した。

 なお、4日付経済日報は、「第6ナフサプラントの年間の生産額は8,000億台湾元、政府に年間300億元の税収を還元し、国民1人当たり1,300元の富を創造している」として、「工業用水の使用量を規制する方針は、大人に子供のズボンを無理矢理はかすようなもので不合理だ」と批判した。