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聚陽、今年は減収でも増益を目標に


ニュース その他製造 作成日:2009年2月2日_記事番号:T00013078

聚陽、今年は減収でも増益を目標に

 
 昨年、創業以来初めての通年減収に見舞われたアパレル大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は、今年の目標出荷量を昨年の700万ダースからさらに13%縮小する600万ダースに設定した。周理平董事長は、売上高は減収となるものの、利益は成長させると表明している。2日付工商時報が伝えた。

 同社は米国景気の低迷を受け、今年のアパレル輸出額を前年比5~10%減、輸出量は同3~5%減、平均単価も同3~5%減と見積もっている。

 同社は昨年第4四半期から組織のスリム化を図っており、中国で2工場、フィリピンとカンボジアで1工場ずつ、計4工場の閉鎖を決めた。また4月までに2種類の自社ブランドを廃止し、これにより損失を5,000万台湾元(約1億3,300万円)抑えるとしている。

 周董事長は今年の同社を取り巻く環境について、台湾元やインドネシアルピア、ベトナムドンは下落傾向、人民元は安定しており受注には有利だという見方を示している。