ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

太陽電池の利沢工業区、不景気で撤退相次ぐ【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年2月2日_記事番号:T00013080

太陽電池の利沢工業区、不景気で撤退相次ぐ【表】

 
 太陽エネルギー産業の集積地を目指し、経済部が整備を進めている宜蘭県の利沢工業区で、不景気による進出計画中止や撤退の動きが相次いでいる。2日付経済日報が伝えた。
T000130801

 
 中環集団(CMCマグネティクス)傘下の富陽光電(サンウェル・ソーラー)が同工業区での工場建設を断念したほか、多結晶シリコンメーカーの科風(パワーコム)、科冠能源科技(トップ・グリーン・エナジー)も昨年末に工場建設先を彰化県の彰浜工業区に変更した。

 最近の借地審査委員会では、進出企業が賃借した工場用地の返納を申し出たケースが9件に上った。これに対し、新たな借地申請件数は2件にとどまった。

 1月初めに開かれた前回の借地審査委でも用地返納申請が12件あり、わずか1カ月で撤退案件が20件以上に上った格好だ。

 利沢工業区では昨年、企業からの借地申し込みが相次ぎ、経済部が審査で進出企業を選別するほどの人気となった。しかし、景気の急速な冷え込みで今年は企業撤退の動きが最も顕著な工業区となった。