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群創の12月モニター出荷、首位TPVに最接近【図】


ニュース 家電 作成日:2009年2月2日_記事番号:T00013085

群創の12月モニター出荷、首位TPVに最接近【図】

 
 群創光電(イノルックス・ディスプレイ)のモニター出荷台数は昨年12月、前月比10.5%増の221万台と、受託製造メーカーとしては世界最大手の冠捷科技(TPVテクノロジー)225万台に迫り、その差がこれまでで最も縮まったことが、市場調査会社ウィッツビュー・テクノロジーの調べで明らかになった。24日付中国時報が伝えた。
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 ウィッツビューによると、群創は12月、春節(旧正月)を控えた中国での需要増などにより欧米メーカーを中心とした顧客から受注が増え、出荷成長につながったもようだ。また佳世達科技(Qisda)も同月は80万台の出荷を記録し、前月比18.4%の成長をみせた。

 しかし昨年12月は、受託製造の世界大手10社全体の出荷台数が前月比11.8%減の790万台で、市場全体の景気は依然として低迷していることが見て取れる。特に韓国メーカーは昨年末、在庫調整のため減産に努めた結果、受託生産の出荷量がマイナス30~40%と大幅に減少した。サムスンは93万5,000台、LG電子は60万5,000台だった。