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台勝科が減産、無給休暇も導入


ニュース 電子 作成日:2009年2月2日_記事番号:T00013090

台勝科が減産、無給休暇も導入

 
 半導体製品の需要冷え込みを受け、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下で半導体用シリコンウエハー域内最大手、台塑勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー)は、8インチおよび12インチウエハーの生産ラインで減産に踏み切るとともに、従業員に対し月に2~4日の無給休暇取得を奨励している。2日付経済日報が伝えた。

 減産の割合について同社主管は明らかにできないとしている。同社の月産能力は8インチで32万枚、12インチで16万枚、主要顧客は▽台湾積体電路製造(TSMC)▽聯華電子(UMC)▽南亜科技▽華亜科技(イノテラ・メモリーズ)──など。

 台勝科は昨年11月から業績が大幅に落ち込み、昨年通年の売上高は前年比5.19%減の79億5,000万台湾元(約211億5,000万円)にとどまった。今年の資本支出は昨年の37億元から大幅に削減する予定だ。なお、人員削減の予定はないとしている。