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昨年12月の不渡り率、過去7年で最悪


ニュース 金融 作成日:2009年2月3日_記事番号:T00013100

昨年12月の不渡り率、過去7年で最悪

 
 昨年12月の残高不足による手形の不渡り総額は前年同月比29.17%増の168億1,600万台湾元(約445億4,900万円)に上り、手形取引全体に占める割合は0.9%と2001年11月以来の最悪となったことが中央銀行の統計で明らかになった。3日付工商時報が伝えた。

 また、12月の不渡り総額の前月比増加率は65.38%に達した。11月は前月比15.65%減だったため、顕著な急増ぶりだ。10月は前月比1.18%増だった。

 不渡り急増について中央銀行関係者は、▽景気に対する信頼が低下し、企業の資金調達が難しくなっている▽昨年末時点で1億を超える大口の不渡りが個人3件、法人8件に上り全体の金額を押し上げた▽長期手形の支払日が年末に集中したなど季節的な要因──を理由として挙げている。