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新光金控の自己資本比率、基準以下で改善要求


ニュース 金融 作成日:2009年2月3日_記事番号:T00013101

新光金控の自己資本比率、基準以下で改善要求

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)はこのほど、新光金融控股の昨年6月末時点の自己資本比率が、金融持ち株会社の最低基準である100%を下回る94.03%だったとして処分、改善を求めていたことを明らかにした。金融持ち株会社が、自己資本比率の最低基準を下回って処分を受けたのは初のケースだ。3日付経済日報が報じた。

 金管会によると、新光金控は積極的に自己資本比率の充足に努め、第一生命保険を引き受け先とする増資を実施したことなどから、昨年末時点では最低基準100%を上回ったという。

 金管会の統計によると、金融持ち株会社の自己資本比率は低下傾向にある。昨年6月末時点で、▽玉山金融控股、100.4%▽台新金融控股、101.42%▽国泰金融控股、102.91%──となっており、第一金融控股、兆豊金融控股も103%前後と、各社ともに過去最低の水準だった。