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エイサー王振堂董事長、「今年ノート世界首位へ」


ニュース 電子 作成日:2009年2月3日_記事番号:T00013117

エイサー王振堂董事長、「今年ノート世界首位へ」

 
 宏碁(エイサー)の王振堂董事長は2日、今年はノートパソコン(ノートPC)世界シェアを2~3%拡大して、世界首位のヒューレット・パッカード(HP)に挑戦したいと意気込みを示した。市場調査機関ガートナーの調査によると、昨年下半期の世界シェアでHPに1ポイント差まで接近しており、エイサーの従来予測では2011年としていた首位の座を、前倒しで実現できる可能性もありそうだ。3日付経済日報が報じた。
 
 王董事長は、オフシーズンの第1四半期売上高は前年同期水準で、利益は若干減少する見込みだが、リスク管理の徹底によって、通年では増収・増益となるとの見方を示した。また、不況をシェア拡大の好機ととらえ、今年は特に米国・中国・日本市場で成長を目指す考えだ。
 
 エイサーの昨年の低価格ノートPC(ネットブック)の出荷台数は約500万台にとどまったが、今年は1,200万~1,500万台へと成長すると楽観視している。ノートPC全体では前年比25~30%成長を見込む。