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台北市の08年CPI上昇率、12年ぶり最高


ニュース その他分野 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013130

台北市の08年CPI上昇率、12年ぶり最高

 
 台北市政府主計処が4日発表した同市の2008年の消費者物価総合指数は105.38で、通年の消費者物価(CPI)上昇率は3.4%と、過去12年で最大の上昇幅となった。CPIの上昇は5年連続。中央社が4日報じた。

 CPIを構成する7項目の指数はすべて上昇し、このうち「食品類」が8.88%と最大の上昇幅を記録した。以下、▽医薬・保健類、3.59%▽雑項類、2.79%▽交通類、2.26%▽居住類、1.49%▽教養・娯楽類、0.5%▽衣着類、0.2%──となった。

 食品類では、食用油の上昇率が36.81%と最も高く、次いで卵類が21.33%、水産品が19.24%となった。

 昨年の物価上昇について同市主計処では、07年以来の国際原油価格および基幹食糧物資価格の上昇が継続し、域内民生物資の価格に反映したこと、および台風・水害の影響を挙げている。