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12月の景気総合判断指数、下限の9ポイントに【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013133

12月の景気総合判断指数、下限の9ポイントに【図】

 
 昨年12月の景気総合判断指数は、前月から2ポイント下落して9ポイントとなり、4カ月連続で「後退」を示す「青」が点灯した。行政院経済建設委員会(経建会)の発表として4日付工商時報が伝えた。
 
T000131331

 
 今回の9ポイントは同指数の下限値で、同指数算出の対象とする指標9項目すべてで、それぞれの最低値に達したことを表す。9ポイントを記録したのは1968年の調査開始以来、ITバブル崩壊後の2001年4月~10月のみで、今回は約7年ぶり。

 9ポイントまで下落したことについて、経建会の洪瑞彬経済研究処長は、「世界金融危機によるダメージにより生産、貿易、消費などすべての面で顕著な悪化がみられたため」と指摘した。

 また洪処長は、「ITバブル崩壊後は輸出への打撃が目立ったが、今回は域内需要の目安である消費や投資などの指標までが大きく下落しており、状況は前回より深刻だ」という見方を示した。

 また、先行指標総合指数は2.0ポイント下落して93ポイントとなり、14カ月連続の下落となった。