ニュース 運輸 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013134
台北港(台北県八里郷)が今月11日に供用を開始する。海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)が近海6航路と遠洋5航路を就航、万海航運(ワンハイラインズ)も2航路を運航する。同港の今年の売上高は7,000万米ドルと予測される。4日付経済日報が報じた。
台北港の水深は15.5メートルで、当初供用される第1、2埠頭(ふとう)には8,000TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)クラスの大型コンテナ船2隻が停泊できる。このため、基隆港には停泊できない大型船の需要が見込まれている。また、台北駅まで車で約30分という距離のため、冷凍コンテナや果物の輸出入などにも有利だ。海運会社にとり、これまで高雄港までの輸送にかかっていた年間約100万TEU分の陸運コスト、数十億台湾元(1元=約2.7円)の削減も期待されている。
3月9日には、長栄と万海、陽明海運(ヤンミンライン)3社の合弁で設立される「台北港貨櫃儲運中心」の開幕式が行われる予定だ。
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