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作成日：2009年2月4日_記事番号：T00013135
損保業界の保険料収入、３年連続減少
2008年の損害保険業界全体の保険料収入は、前年比4.11％減の1,080億台湾元（約2,900億円）だった。クレジットカード債務による破産が社会問題になった06年から、３年連続のマイナス成長だ。４日付経済日報が報じた。
昨年のマイナス成長は、世界的な景気低迷の影響による相次ぐ工事延期や自動車販売市場の低迷が主因とみられる。工事関連の保険料収入は前年比15.38％減の44億3,600万元。業界全体の約半分を占める自動車保険は前年比5.74％減の522億1,700万元だった。
保険会社別で保険料収入が最も多かったのは富邦産物保険で、前年比3.38％減の220億9,700万元だった。２位以下は順に、▽国泰世紀産物保険、113億8,700万元▽新光産物保険、107億8,600万元▽明台産物保険、100億3,000万元──。
業界全体でマイナス成長となる中、成長を遂げたのは、▽ＡＩＧグループ傘下の友邦產物保険、14.04％成長▽旺旺友聯産物保険（ユニオン・インシュランス）、13.58％成長──など７社だった。
