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預金残高急増、投資リスク増大で【図】


ニュース 金融 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013136

預金残高急増、投資リスク増大で【図】

 
 中央銀行の最新統計によると、金融機関の台湾元建て預金残高(郵便貯金を含む)は昨年1年間で1兆9,000億台湾元(約5兆460億円)増加した。1人当たり8万元を新たに預けた計算で、過去最大の残高増となった。4日付工商時報が伝えた。
 
 郵便貯金を除く銀行預金残高は、昨年末現在で前年末を1兆7,000億元上回る21兆元に達した。郵便貯金も残高が2,000億元余り増えた。
 
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 このうち、台湾元建て定期預金は残高が1兆元増え、4兆3,000億元に達した。投資ファンド、連動債、不動産などからの資金シフトが背景にある。中銀関係者は「金融市場が不安定で、投資リスクが高まり、金利が低くても元金が保証されるため、預け入れが増えている」と分析した。
 このほか、外貨建て定期預金の残高も2,400億元増え、1兆6,000億元となった。