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永昕生物医薬、リウマチ新薬で臨床試験


ニュース その他製造 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013141

永昕生物医薬、リウマチ新薬で臨床試験

 
 年興紡織傘下のバイオ医薬品メーカー、永昕生物医薬(マイセナックス、苗栗県竹南鎮)は、独自開発したリウマチ性関節炎治療薬のトゥネックス(TuNEX)の第3相臨床試験を年内にインドと韓国で実施する。4日付経済日報が伝えた。

 トゥネックスは米ワイスの関節リウマチ治療薬「エンブレル」の擬似薬で、臨床試験は既に台湾と韓国で行われており、2011年の発売を目指している。同新薬の売上高は5年以内に年間10億台湾元(約26億5,000万円)に達すると見込まれる。

 永昕生物医薬は2001年に設立され、年興紡織、上智生技創投などが主要株主。新薬発売の遅れから昨年の売上高は前年比48%減の1,239万元にとどまっている。

 同社はまた、がん化学療法による白血球減少を治療する医薬品「フィルグラスチム」(商品名グラン)の擬似薬グランネックス(GranNEX)で臨床試験に入っている。