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中国の家電普及事業、サンポが供給企業に


ニュース 家電 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013143

中国の家電普及事業、サンポが供給企業に

 
 中国政府が実施している農村への家電普及を目指した「家電下郷」プロジェクトで、台湾家電大手、声宝(サンポ)傘下の新宝企業(天津市)がこのほど、冷蔵庫の供給企業に選ばれた。4日付経済日報が伝えた。

 家電下郷プロジェクトは、政府認定の家電製品を購入した農業従事者に購入額の約1割の補助金を支給する家電購入奨励策。冷蔵庫では58社が認定を受けたが、台湾系企業で選ばれたのは新宝企業が初めて。外資系企業ではこのほかシーメンスが指定を受けている。

 サンポの陳盛泉董事長は3日、「新宝天津工場の生産能力活用に大きく役立ち、400リットル以下の中小容量の製品を中心に6万~7万台の受注を目指したい」と述べた。出荷先は華北が中心となる見通しだ。

 サンポは最近、中国の家電下郷プロジェクトによる需要拡大を見込んで、冷蔵庫のOEM(相手先ブランドによる生産)業務を再開した。