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中華電信、同一キャリア内無料通話で追随


ニュース 電子 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013145

中華電信、同一キャリア内無料通話で追随

 
 中華電信は4日、カップルや夫婦が同社の携帯電話を利用した場合、通話料を無料とする新料金体系を発表する。亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)、威宝電信(ビボテレコム)、大衆電信(FITEL)など後発キャリアが同一キャリア通話料無料の戦略を打ち出したことによる顧客流出に歯止めをかけるのが狙いだ。同日付経済日報が伝えた。

 業界関係者によると、中華電信の新料金プランはカップルや夫婦が同時に申請することが条件で、月額基本料583台湾元(約1,540円)のプランに加入することが求められる。

 後発各社は同一キャリア内の通話を最初の3分間無料にするなど、無料通話の適用範囲が広いが、中華電信は売り上げの大幅減を避けるため、対象をカップルや夫婦に限定した。

 ユーザーの間では、中華電信など大手キャリアと後発キャリアの2台の携帯電話端末を持ち、通話相手によって使い分ける動きが広がっており、中華電信はそうした「ダブル携帯族」の呼び戻しを図りたい構えだ。