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フォックスコン、Uターン上場の意向表明


ニュース 電子 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013147

フォックスコン、Uターン上場の意向表明

 
 鴻海集団の黄秋蓮副総裁は3日、台湾証券交易所の薛琦董事長を訪問し、中国で携帯電話を受託生産する富士康科技集団(フォックスコン)など海外子会社を、時機を見て台湾の店頭市場や興櫃市場(未公開株取引市場)での「第一上場」、または台湾預託証券(TDR)発行による「第二上場」により、Uターン上場させる考えを示した。4日付経済日報が報じた。

 鴻海集団のUターン上場の意向表明は、大企業グループとしては3例目だ。これまで金仁宝集団、潤泰集団(RUENTEX)が春節(旧正月)前に上場意向を示している。潤泰集団は、傘下の量販店で中国でも展開する大潤発(RTマート)について、今年まず香港での上場を計画している。

 台湾証券交易所は、海外に進出した台湾企業にUターン上場を促しており、世界的な金融危機が発生してからは、対象企業の選定に当たって、特に「質」を重視するようになったとしている。