ニュース 電子 作成日:2009年2月4日_記事番号:T00013152
市場調査機関ディスプレイサーチの最新レポートによると、2008年の世界市場における台湾メーカーの大型液晶パネル出荷枚数シェアは、前年の47.2%から44.1%まで低下したものの、韓国勢の43.5%(前年40.3%)をかわし、昨年に続き首位を維持したことが分かった。今年第1四半期のパネル市場について謝勤益ディスプレイサーチ副総裁は、「設備稼働率は世界平均で60%まで低下し、同期の大型パネル出荷枚数は前期比10%減となる」との見通しを示した。4日付自由時報などが報じた。
同レポートによると、昨年の世界市場全体での大型パネル出荷枚数は4億3,900万枚で前年比11%の成長となったもの、出荷額は720億米ドルで前年比1%減となり、10数年ぶりのマイナス成長を記録した。
メーカー別出荷額シェアでは、サムスンが185億米ドルで25.7%を占めて首位となり、出荷額、出荷枚数、出荷面積の「3冠王」となった。2位はLG電子の146億米ドルでシェア20.3%、3位は友達光電(AUO)の123億米ドルでシェア17%だった。なお、昨年出荷額が前年比で成長したのは、世界19社中で、▽シャープ(17%)▽奇美電子(CMO、10%)▽サムスン(9%)──の3社のみだった。
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