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金門〜アモイ大橋計画、馬総統が強い関心


ニュース 建設 作成日:2009年2月5日_記事番号:T00013167

金門〜アモイ大橋計画、馬総統が強い関心

 
 馬英九総統は4日、行政院経済建設委員会(経建会)に対し、台湾の金門島と中国福建省アモイを結ぶ連絡橋、いわゆる「金嶝大橋」建設計画の検討を急ぎ、早急に評価報告書を提出するよう指示した。これに対し経建会は同日、「今月中には行政院に計画書を送付できる」と表明した。5日付聯合報が報じた。

 馬総統は同日、総統選挙時の選挙対策本部幹部を招いて新年会を開いた。その席で「金嶝大橋」に話が及ぶと強い関心を示し、「経建会は昨年中に評価報告を提出するはずだったのに、どうしてまだ出ていないのか」と不満を語ったという。

 金門県政府の初期計画によると、「金嶝大橋」は同県五龍山を起点として、▽直接大嶝島に向かうルート(全長8.6km)▽中国の角嶼、小嶝島の2島を経由して大嶝島に向かうルート(全長10.3km)▽福建省泉州市の蓮河地区に向かうルート(全長11.4km)──の3案が検討されている。

 金門県の地元関係者によると、同連絡橋が実現すれば、金門~アモイ間は現在船で70分かかるところが30分に短縮されるという。