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作成日：2009年2月5日_記事番号：T00013169
紡織大手の南六企業、今年は増収へ
ウエットティッシュＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）で域内最大手の紡織メーカー、南六企業は、３月から手術衣の生産ラインが量産に入ることなどから、今年は前年の16億8,000万台湾元（約45億円）を超える売り上げが期待できそうだ。５日付経済日報が報じた。
南六企業は、1978年の設立当初には台所用スポンジなど家庭用製品を取り扱っていたが、その後製品の多様化を進め、不織布分野へも進出した。自社ブランドのパック用マスク「詩柔Silk Soft」では、今や販売量で域内首位を誇る。
同社によると、現在パック用マスク関連は売上高全体の10％、不況の影響を受けにくい医療用不織布は３分の１を占めている。また、今年第１四半期を予定していた店頭公開は、市況が思わしくないことから申請時期を未定としている。
